こんにちは!

院長、山口です。

今日は、山口歯科医院がなぜパニック障害や治療に不安な患者様を積極的に治療するのか、それをお話しします。

大学で、このことについてのカリキュラムがあったわけではありません。

残念ながら、昔はそのようなカリキュラムはありませんでした。

 

実は、家族にパニック障害の者がいるのです。

長年、そばで話を聞いたり様子を見たりしていて、徐々に本人の苦手な物事や場所などを把握することが出来るようになりました。

それで、ある時ふと『こういった経験を活かせないものだろうか?』と考えたのです。

パニック障害の方の苦手な場所の1つが、歯科医院です。

『予約を入れても行かれないかもしれない。』

『治療中に不安感が強くなったり発作が起きたらどうしよう…。』

そのような心配を抱えておられる方逹の味方になれる歯科医院があっても良いじゃないか!…と思いました。

その家族の歯科治療を通して「それは嫌」「それは不安になる」…など、全ての治療に関することをチェックしてもらい、患者様への接し方や治療の進め方などを、私なりに作り上げてみました。

教え主は家族ですので、遠慮なく様々なことを言ってもらい、少しずつ学んでいきました。

それでも、なかなかに完璧というのは難しいもので、日々勉強です。

患者様が出来るだけ不安になることがないように、お1人お1人に合わせて治療させて頂いております。